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ヒュムノスの起源と流派ヒュムノス、ヒュムノス文字の起源は古く、第一紀に音科学の父が「音魔法」を発見する前から存在していた。 その頃はまだ「ヒュムノス」とは呼ばれていなかったが、当時「月奏」と言われていた、いわゆる祈祷師が使っていた呪文列がヒュムノスの起源となる。 ヒュムノスはその後、塔のコントロール、塔の交信に最適化された言語としてフォーマット化されていくが、その文法と単語の語呂などは、この祈祷師の呪文列がベースとなっている。 そこから世界中に汎用的に広がっていったヒュムノスは、各地域、そして宗派などによって微妙にフォーマットを変え、また歴史によってどんどん単語などは変化していった。 その為、日本語などと同じく、ヒュムノスにも古文やら方言などというものが存在するのである。それらのヒュムノス派生は、第三紀現在において、以下に大分される。 ・中央正純律(共通語) ・クルトシエール律(T紀前古代語) ・クラスタ律(クラスタ地方語) ・アルファ律(オリジンスペル) ・古メタファルス律(T紀神聖語) ・新約パスタリエ(パスタリア成語) 中央正純律「中央」というのは、第一紀に詩魔法の中心と言われた第一塔「アルトネリコ」の事である。すなわち、この塔をコントロールするために最適化された呪文列を中央正純律と言う。 しかし、この中央正純律でないとコントロールできないわけではなく、実際はどの律を使ってもコントロールは可能である。即ち、中央正純律とは、ソル・シエールの首都「エル・エレミア」の 塔管理局が世界標準と決めたフォーマット(地球でいうISO規格)でしかないのである。その結果、各「律」より標準化されたものは全て「中央正純律」となるため、この検索でも、認定されたものは全て中央正純律として書いている。その為、中央正純律と他の律が混じることは往々にして存在する。 クルトシエール律このクルトシエール律こそが、昔「月奏」が詠唱していた祈祷師の呪文であり、ヒュムノスの原点である。現在はかなり忘れ去られており、殆ど残っていないと言われる単語体系。クラスタ律第一紀、ソル・シエール地方より遠く離れた地域(星の裏側)にあったソル・クラスタ地域に伝わり確立されたのが「クラスタ律」である。中央正純律から見たら、 俗に言う「方言」というものだが、実際の効果は殆ど変わらない。現在、アルトネリコの周囲でこの「クラスタ律」を使える者はいないと言われているが、世界のどこかには、クラスタ律が 主体のコロニーが現在も存在する可能性はある。アルファ律世界に3体しかいないといわれている「レーヴァテイル・オリジン」は、自らの心の中で、最適化されたヒュムノス単語を紡ぎ出すことが出来る。こうして出来た単語のことを「アルファ律」と言う。 このアルファ律は少々厄介で、そのオリジンの管理する塔でないと、最大限の力を発揮することが出来ない。それは、他の「律」が、現存の塔のスペック内での単語を紡ぎ出している(厳密には、 有りモノの単語をレーヴァテイルが拾ってきているだけ)なのに対し、このアルファ律だけは、受け側である塔の機能を拡張し、それに相対するヒュムノス単語を作りだしているからである。 即ち、自らの塔にはその単語に対する機能が存在するが、他の塔には無い=無効な単語である、という事になるため、当然汎用性は無いのである。古メタファルス律第一紀初期、まだ2000年代の頃世界を席巻した聖教国「メタ・ファルス」によって生み出された独自の律。 1つの単語が持つパワーは中央正純律の平均的な数値を遙かに上回る。こういった高性能なヒュムノス言語を生み出した理由は、その土壌にあったと言われている。 この地では他の地域以上にスピリチュアルな思想が盛んであり、月奏による詩の修業と開発が盛んであった。そのため、他の地域が詩の力に限界を感じていたときにも それを少しずつ乗り越え、己の身を磨き更に強い詩を紡げるようになり、そして洗練され磨いてきたのである。幸か不幸か、そのスピリチュアル思想の影響で、他の地域が詩を科学するようになってもまだ尚、月奏による精神的な思想が息づき、3000年代に入ってからは急速に文化は相対的に後進していった。 ソル・シエールとの国交により、メタファルス律は詩魔法サーバーに登録される事になった。 新約パスタリエメタ・ファルスの地において3400年頃に紡ぎ出された新成語。「インフェル・ピラ」という「アルトネリコ」とは別の詩魔法サーバーを持ち、 そのサーバーに接続しているレーヴァテイルであるI.P.D.(Infel-Phira Dependency)によってのみ使うことが出来る言語である。 その特性上他の言語との互換性は、文法から単語においてまでほぼ皆無。その為実行コマンドも「EXEC_XXXX/.」ではなく「METHOD_XXXX/.」という独自の表記に改訂されている。 しかし実際は、他の律も殆どがエミュレーションによって使用可能。インフェル・ピラ内部で新約パスタリエに翻訳されるが、表面上は例えば「中央正純律」をそのまま使用することが出来る。文法は第一紀に作られた他のヒュムノスとは全く異なる為、別に文法書を用意している。そちらも参照されたい。 |
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